第1回発達障害/てんかん講座

たかえすクリニックPresents 第1回発達障害/てんかん講座 たかえすクリニックでは、去る2月9日、琉球大学工学部にて、たかえすクリニックPresents 第1回発達障害/てんかん講座を開催しました。定員を上回るお申し込みをいただき、当日もあいにくの雨でしたが、170人以上もの方にお越しいただきました。

 発達障害者支援法が2005年に施行されて、沖縄県でも少しずつですが支援システムが整備されております。しかし、現場はまだ混沌としており、発達障害の定義、支援法、フォローの仕方でも現場のみに任されている部分も多く、非常に混乱を来しているように思います。今回の講座は、このような状況をふまえ、専門職に従事する支援者に対して発達障害に対する理解促進を目的に開催しました。また、てんかんの理解促進を目的とし、治療側と患者側との距離を埋めるべく、あわせててんかん講座も開催しました。

 講演会は2部構成で、第1部は対象を専門職に限り、発達について取り上げました。沖縄キリスト教短期大学の大城りえ先生に「定型発達」についてお話しいただき、その後クリニックの城間院長が「発達障害の基礎」、臨床心理士の識名節子先生が「発達障害の実際」についてお話ししました。

たかえすクリニックPresents 第1回発達障害/てんかん講座 大城先生の「定型発達について」では、幼児期の定型的な発達について、関係の発達、認識の発達、自己の獲得という観点からお話しいただきました。

たかえすクリニックPresents 第1回発達障害/てんかん講座 また、城間院長の「発達障害の基礎」では、発達障害、中でも注意欠陥多動性障害(ADHD)、学習障害(LD)、広汎性発達障害(PDD)の概念について紹介し、特に広汎性発達障害と診断されたお子さんへの支援方法を簡単にお話しました。

たかえすクリニックPresents 第1回発達障害/てんかん講座 次に、識名先生は2つの事例を通して「発達障害の実際」についてお話ししました。子どもの特徴をつかみ、診断がつくまでに、医療機関で検査、行動観察、困りごとや生育歴の聴取を通してどのような点に着目しているのかがお分かりいただけたと思います。また、乳幼児期からの気づきの重要性や、二次障害、三次障害への対応の困難さについて触れました。